20代でやるべきこと──人生は複利、初動の数年の価値は特に大きい
──若者へのメッセージ。AI時代を生き抜くための三つの原則
若い頃の自分に、もし一つだけ伝えられるとしたら、何と言うか。
『人生は複利である』ということ。初動の数年でどこまで駆け上がるかで、その後の数十年の傾きが決まる。
大人を利用しろ──若者の力になりたい大人は山ほどいる
まず一つ、若者に伝えておきたいことがある。大人を全力で利用すべきだ。若者の力になりたい大人は、みんなが思ってる以上に世の中に山ほどいる。特に、自分に既に飽きている大人にとって、若者のエネルギーは眩しい。そのごつごつしたエネルギーを正面からぶつければ、必ず誰かが応援してくれる。
そのためにも、普通のことをしてはいけない。我がままに甘えろ。礼儀は要る。けれど、遠慮は要らない。純度の高い、加工されてない粗いエネルギーをぶつけられるかどうかが、若さの最大の武器だ。
20代でやるべきこと──“好き”を見つけるレースに集中する
これからは、得意よりも好きの時代だ。得意・武器を見つけるゲームは、AIに置き換わる。再現性の高さで価値が出る領域は、今後どんどん圧縮されていく。残るのは、熱量ドリブンで動ける領域だ。好きなことに何時間でも没入できる、その熱量自体が価値を呼び込む。
20代でやるべきことは、二つに集約できる。一つは、好きを見つけるレースを走ること。趣味で構わない。むしろ趣味こそ深めて広げていく。もう一つは、刺激と気づきだけに生きること。同じ人間と群れない。
情報の質を変える。貯金より自己投資。
この時期に、命を圧縮する。
失敗とは何か。失敗とは、成功の別名だ。20代の失敗は、まだ失敗ですらない。全力で特殊な経験値を稼ぐ時期だ。
正解を求めるな──自分を知ろうとするな
最後に、若者がよく陥る罠を一つだけ。正解を求めるな。今の大人たちが知っている正解は、これからの時代の正解とは違う。AIとともに動く時代の正解は、まだ誰も知らない。大人たちも、本当はわかっていない。みんな不安で、小さな窓から未来を眺めているだけだ。再現性を求めて他人の答えをコピーする戦略は、すでに通用しなくなっている。
そしてもう一つ。自分を知ろうとするな。自分とは何か、好きとは何か、武器とは何か――2000年、3000年前から人類が問い続けて、誰も答えていない問いだ。今のあなたが数年悩んで答えが出るわけがない。自分を知ることはできない。武器なんて相対的なものだ。だったら、その相対的価値が高まる場所に身を置けばいい。
人生の規模で見ると、今できる失敗も成功も誤差だ。将来振り返ったら、何にせよ全て、必死に生き抜いた蒼かった時期の輝かしい財産だ。だから、実態のない正解を求めて悩んでいないで、馬鹿になれ。三歳児レースをやろう。冷静になったら負けだ。20代の数年を、複利の原資として、燃やせるだけ燃やしていけ。
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