「能力者」の分類学── 『HUNTER×HUNTER』の念能力論に学ぶ、あなたの“型”の見抜き方
念能力は、フィクションではない
── 誰もが一度は出会っている、“能力者”という存在
かつてスピリチュアルや「能力」という言葉が大嫌いだった時期がある。けれど、ある時からそういう世界を学んでいく中で、実際に様々な「能力者」と呼ばれる人たちに出会うようになった。
未来が見える人。前世が見える人。人を癒せる人。一見バラバラに見えた能力者たちだが、多くの方と出会っていくうちに、ある法則性が見えてきた。
そしてそのカテゴリが、『HUNTER×HUNTER』の念能力の分類とかなり近かった。作者はおそらく、自分より先に「人間の能力者とはこういうものだ」ということに気づいていた人物だ。だからこそ、あの6分割は説得力を持つ。
6つの型──回復・霊界・読心・操作・具現・特質
── あなたはすでに、どこかの型に属している
能力者は、大きく6つに分けられる。
回復系。ヒーラーや気功師のような、人を癒し元気にするタイプ。
霊界系。霊界と言われるような世界と繋がっているタイプ。前世を語ったり、直感的なインスピレーションを降ろしてくる人たち。
読解系。相手を見た瞬間にいろいろなものを読み取れるタイプ。未来が見える、考えていることがわかる、というのはここに含まれる。
操作系。相手の感情や行動を動かせるタイプ。優れた営業マンや、人を動かすリーダーが典型例。
具現化系。何かを形にして世界に反映させるタイプ。アーティストやクリエイターなど。
特質系。上の5つに収まらない、特殊系。人の夢に出る、調律系、強化系などもここ。
能力に名前をつけると、視座が変わる
── 「能力がない」のではなく、「まだ生かせていない」だけ
多くの人は「自分には能力なんてない」と言う。だが、それはまだ芽生えていないか、生かせる場所を見つけていないだけであることが多い。
重要なのは、自分の型に気づき自分ごと化すること。例えばそこに名前をつけるのもいいし、技名でも何でもいい。結果的に臨場感が上がり、命が宿り、能力を意識的に扱えるようになる。
そして次の問いは、「何のためにその能力を使うか」だ。目の前の小さな成果のためだけに使うのか、世界を良くするために使うのか。同じ回復系の能力でも、身近な人を癒すだけで終わるのか、より大きな舞台で使うのかで、求められる精度も、伸びる速度も変わってくる。視座を上げることが、そのまま能力を磨くことに直結する。
才能は「環境」でしか発動しない
── 一つの場所にいる限り、自分の型は見えない
自分の型は、一つの環境の中だけでは見えにくい。ある集団の中ではリーダーだった人が、別の集団に行けば全く違う役割を担うこともある。
だからこそ、色々な環境に身を置くことが重要になる。そこで初めて、得意なところと不得意なところが浮き彫りになり、自分の型の輪郭がはっきりしてくる。
子どもの才能についても同じことが言える。何が向いているかは、やらせてみるまでわからない。だからこそ親にできることは、正解を決めつけることではなく、色々なチャンスを与え続けることだけだ。合わなければやめればいい。そのくらいの軽さで機会を提供し続けることが、才能を見つける近道になる。
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