村主第三論文の中核概念。
主体が世界の流れと同位相となることで、ある状態を生成する祈り。
主体・客体・内容の三項分離が解消し、主体が通路として生起する。
神や未来に向けて何かを要請する「願う祈り」が三項分離を前提とするのに対し、成る祈りは現在の生起そのものが祈りであるという構造を持つ。
形式的には純度Pと覚悟Kの積 Φ = P × K として表され、両者のいずれかがゼロであれば成立しない乗法的構造を持つ。
Φが臨界閾値を超え続けるとき、透が発動する。
願う祈りと成る祈りはΦの値に応じて連続的に移行する一つの連続体の両極にあたる。