実時間軸tと、それに直交する虚時間軸itとの合成として定義される時間構造。
基本式はT = t + it。
ここでの直交は幾何学的直交ではなく、二つの記述軸が互いに他方へ還元されない構造的直交を指す。
現在において過ぎ去りつつある位相と来たるべき位相とが共存するという事態は、t軸をいかに細分化しても回収されず、tに直交する独立の記述軸においてはじめて位置づけられる。
観測される時間現象はTの合成的振る舞いとして記述され、t単独で閉じる時間記述はTの実時間側への射影に限定された不完全記述にあたる。
虚数単位iの代数的性質を時間に帰属させる主張ではなく、Z = D + iDとの構造的対応を保つ表記として採用される。