拡張虚数理論Ⅰの第四公理。
誰が、いつ記述しても、対象の全体Zには絶対に到達できない。
記述は常に近似で、部分的で、暫定的であり、完成することはない。
これは個別の主体の能力の問題ではなく、記述という営みの構造的特徴。
既存の非最終性原理(no.022)が「思想・宗教・理論の最終解の不在」という哲学的スタンスを示すのに対し、本公理はそれを「Zに対しては誰も到達できない」という形に絞り込んで公理化した版にあたる。
第一公理が「実次元は閉じない」を主張するのに対し、本公理は主体と時刻の任意性を加え、誰の認知次元空間においても閉じないことを保証する。