研究領域
研究の対象は五つの領域にわたるが、問いはひとつである──記述された世界の外側に、何が残っているか。
Five domains, one question: what remains outside the described world?
次元・時間
Dimension / Time現実を実次元と虚次元の複合Z=D+iDとして記述する拡張虚数理論(EINT)を中核に、次元と時間の構造を研究する。
時間についても同型の拡張を行う。時間をT=t+itの二次元構造として捉え直す虚時間論は、記述が時間を汲み尽くせないこと──記述の非閉鎖性──を出発点に置く。
実在・構造・残余
Reality / Structure / Residueいかなる記述体系も、世界を汲み尽くすことはない。実数的な記述を極限まで押し進めたとき、なお残るもの──残余──の存在論を研究する。残余は欠陥ではなく、あらゆる体系が構造的に持つ余剰であり、新しい記述が生まれる源泉である。
この立場は、いかなる結論も最終ではないとする非最終性原理として定式化される。
意識・観測
Consciousness / Observation同じ世界が、視座によって異なる現実として立ち現れる。観測する位置──視座──の座標構造を研究し、視座の移動と統合がいかにして可能かを問う。これは意識の内容の研究ではなく、意識が世界を観測する様式そのものの研究である。
言語の最深層にある母韻の働きを演算子として定式化する母韻演算子論も、この領域に属する。
資本・循環
Capital / Circulation資本とは、未来への選択権である。利益とは、社会から預かった影響力である。この定義から出発し、資本が蓄積の道具ではなく循環の媒体として働く条件を研究する。
平和・関係構造
Peace / Relational Structures平和を、戦争の不在としてではなく、関係の構造として研究する。あらゆる存在の開花が、他の存在の開花を促し続ける状態──それが目指すべき関係構造であり、世界平和はその副産物である。
いずれかの領域に関心を持つ研究者・大学院生からの連絡を歓迎する。研究者募集について →