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no. 126
Ⅴ. 認知・思考操作 哲学・思想 意識・認知

再帰性の罠 さいきせいのわな

Trap of Recursivity

制御棒を抜いた後に、新しい制御棒を自分で作ってしまう構造。
「解放した自分」というアイデンティティ化、「覚醒側」という新たな同調圧力、過去の自分と同質の人を見下す眼差し──これらが解放の達成感の中で再帰的に発生する。
本当の解放は一度の達成ではなく、抜き続ける運動として位置づけられる。
完成された自分を日常的に疑い続ける構えが要請される。
既存の非最終性原理(no.022)が「思想・宗教・理論の最終解の不在」を指すのに対し、本概念はそれを「自己の解放状態」に適用した版にあたる。
解放を語る言説そのものへの構造的予防装置として機能する。

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