no. 035
Ⅴ. 認知・思考操作 哲学・思想 意識・認知

宙層浮待 ( ちゅうそうふたい)

Suspended Floatation in the Stratosphere

情報や問いに対して、即座に応答も拒否もせず、無理に取り込まず、ただその未解釈状態を脳の内奥に浮かせておくことによって、後の洞察に備え、内的浮遊圏(宙層)に滞留させておくこと。
宙層とは脳内の理解解釈領域の外縁にある情報の待機所であり、問いや点を置き続けることで未来への先送りが可能になる。
浮待状態とは情報を未解釈のまま強制待機させることであり、その浮遊時間を極力長くし、情報の圧縮という通常の力学に従わないことを目指す。
エントロピーを高め続ける行為であり、目先の安易な理解を回避し、違和感を反射的に排除しない「違和感受容力」がその前提となる。