no. 013
Ⅲ. 視座体系 哲学・思想 意識・認知

視座 ( しざ)

Perspective

視座とは、人間が世界を認識し、解釈し、判断し、行動へ変換するために用いている存在の座標系。
思想でも意見でも主張でもなく、それらを成立させている基底構造にあたる。
意識場が組織される際の暗黙の位置(中心)、構造的に利用可能な場の広がり(射程)、有意性が組織される際の軸(方位)の三つの内部構造によって規定される。
知識量とも注意の強さとも別の概念で、極度に知識が豊富でありながら狭い視座をもつ主体もあれば、素朴でありながら広い視座をもつ主体もある。
視座は場の組織の仕方の特徴であり、場に何が入っているかの特徴ではない。